烏丸ストロークロック × 庭ヶ月「凪の砦」総収編

2017年02月27日

梅が咲き初めました。春のかおりがチラホラ、、、桜の芽を眺めながら、ひとり微笑んでる、としです。

さて、昨日の日曜日はむげんだいメンバーで名古屋へ観劇に出かけました。

芝居は娯楽。
芝居は文化。
芝居は芸術。
他にも、癒やしであったり、自分を振り返る機会にする人もいれば、それを生活としている人もいる。
勇気をもらって明日への活力にする人もいる。

そんな芝居、演劇だからこそ、普段は他の劇団の公演に関して、多くのことは語らないようにしています。
人によって感じるものは異なるだろうし、好きなお芝居も違うはず。


しかし、今回は敢えて少しだけ・・・



むげんだいメンバーが観劇したのは、
烏丸ストロークロック×庭ヶ月 共同連作 「凪の砦」
名古屋、ナビロフトでの公演です。


これまで「凪の砦」は五作上演されており、今回は総収編

この作品は見せ方が素晴らしい。
見せて魅せます。
そこに居ない人物があたかもずっと以前からいたような、
物理的にも心理的にもそういったシーンがたくさんありました。

喜び、安心、希望、焦り、脱力、不安、失意、悲観、自暴・・・
あらゆる感情が動き交錯し、人は生きている。
表現者としてやりたいことが、ここには溢れていて、それが綺麗に伝わってくる。

今週末には松山での公演が控えていますので、内容についてはこれ以上語れませんが、
充実した時間を過ごすことができました。

むげんだいメンバーでは決してつくることのできないこの作品。
違った方法で舞台表現するであろう我々も、忘れてはいけないものが「凪の砦」にはありました。


私は、今回も含めて「凪の砦」の公演を初回からお手伝いをさせていただけたこと自体と、
それによって、素敵な作品・人々に出逢え、大きな財産となりました。

烏丸ストロークロック、庭ヶ月、凪の砦、
本当にありがとうございます。


[[投稿:とし]]  

Posted by 演劇集団∞~むげんだい~ at 23:19Comments(0)観劇コラムとし